リバーシブルジャケット
【限定オーダー】
『リバーシブルジャケット』Los Angeles Fabricを
ご購入いただきありがとうございます!!
結構楽しみにしていただいてたみたいで
さっそく一人目の方とzoom打合せが始まっています!
ピッタリのサイズ感にするために
サンプルのS~XXLと完成品も送って
「どのサイズでいきますか?」と
ビデオ通話しながら行っていきます。
パッと見た時に
“ Tシャツがこれぐらい出てるのがちょうどいい ” とか
“ パーカーも着たい ”など
要望に合わせてパーカーを着てもらって
その方のベストサイズを決めていきます。
肩がちょっときつそうだから
肩幅を1㎝広げましょうかみたいな
いつも僕がパタンナーさんにやってることを
リアルタイムでやっていきます。
実際にやってみて
どんな感じになるのかなっていうのが楽しみで
その反省を踏まえて
次の人ではこういうのをやろう
みたいな感じでできたらなと思ってます。
反省と言ってもその方の
一番着心地良さそうで
尚且つ見てる感じも一番しっくりくる
ところをオーダーで狙えるので
今回やらせていただきました!
このリバーシブルジャケットは
1月13日23時59分に受付終了していて
ジャケットの裏地の残りもそんなにないんです。
なので今回はこれで終了して
またどこか行った時に良い生地があったら買って
できたらなと思ってます!
裏地に顔が出てるは可愛らしく
ハイブランドっぽい感じで良いし
表地は防水で
意外と機能性があるんですよ。
それをオーダーで作れるので
スーツのオーダーはあるけど
洋服のオーダーは中々ないですよね。
僕とパタンナーが入って
その方に来てもらって
僕から見た感じパタンナーから見た感じでやって
僕も結構よくやるんですが
もし“ 肩幅キツいんですよ ” ってなった場合
パタンナーさんに言われるのが
「それは肩幅じゃなくて多分アームホールだと思います」と
パターンをやってる人じゃないとわからないことですよね。
僕はパッと見た時に
見た感じのシルエットがキレイかどうか見ちゃって
ちょっと違和感があるなと思ったら
ずらしたりと、、、
今回のリバーシブルジャケットは
ラグランスリーブを採用しています。
普通の分かれてるタイプのスリーブは
きれいに着る時に使われますが
ラグランスリーブになると
結構わかりやすいのが
バラクータのスウィングトップとかそうなんですが
あれはラグランスリーブだけどタイト目なんです。
ラグランスリーブは
基本オーバーサイズの時に着るのが1番合うんです。
肩の位置を自由に変えられるので
オーバーサイズで落ちてもきれいなんです。
だけどラグランスリーブで
肩の位置が決まっていないのにジャストサイズにしてしまうと
結局しわ寄せが袖にきてしまうんです。
だから
袖がきついとか
足りてないとかになってしまいます。
今回はオーダーだから
ラグランスリーブにできたんですが
既製品で出す場合は
普通の分かれてるタイプのスリーブになってしまいます。
なぜかというと
分かれてるタイプにする方が
ジャストサイズで着やすいんです。
ラグランスリーブにすると
見た目はスッキリするけどちょっとパターンの修正が必要になってきて
その人に合うように作らないといけないところが
難しかったので取り入れなかったんですけど
今回リバーシブルジャケットで
取り入れれたということになっています。
年に1回
もしくは2、3年に1回
もしくは4年に1回ぐらいで
生地を仕入れたらオーダーするというのをやってみたいなと思っていて
表地は変えずに
裏地だけ変えていこうかなと思ってるので
楽しみにしていただけたらなと思います!
生地も毎年毎年出会えるものじゃないので
出会ったタイミングで買う感じで行こうと思ってますので
よろしくお願いいたします!