【どっちを作る!?】オーガニックコットンから見えた新商品の未来図!
先週のコラムで
生地三兄弟についてお伝えしました。
そうです。
長男→縦糸と横糸で織られた布帛(ふはく)
次男→一本の糸をループ状に編んだニット
三男→科学的に繊維を布上に結合した不織布
「布帛・ニット・不織布」三兄弟のことです。
そんな三兄弟の中でも
「ニット素材」
を使った新製品を作りたいと思いましたので…
今日はそんなお話です。
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ニットは何より動きやすい!
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ニットは一本の糸でループを作っていき、
そのループ同士を絡ませることで布にしていきます。
ほどよく伸縮性を出せる作り方ですので
最大のメリットは体にフィットする着心地です。
ですから
ニットは私達の生活中では引っ張りだこ!
赤ちゃんの肌着から、大人の下着、
トレーナー、ジャージ・・・
様々なシーンでニットが使われています。
ニットは一本の糸を編んで作られる生地・・・
と言いましたが、
編むためにはまずその「糸」が必要です。
ふわふわの綿を細く撚り合わせて糸になるのですが
綿から糸を紡ぐことを「紡糸(ぼうし)」と言います。
最高品質の一本の糸
それをとことん追求している紡糸企業があります。
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オーガニック綿農場とまるごと契約!?
一本の糸にこだわり続ける企業
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大阪にある大正紡績は大正7年から続く老舗でありながら
現在進行系でずっと
「一本」の糸へのこだわりを
追求している企業のひとつです。
なんと
安定した高品質の綿を紡糸し続けるために
ニューメキシコ州のオーガニックコットン農場と
まるっと農場ごと契約しているのです。
世界のオーガニックコットンの生産量は、
コットンの総生産量のなんと約0.7%です。
オーガニックコットンとして認められるには
大変高いハードルをクリアしなければなりません。
①オーガニック農産物の生産方法に従って3年以上の生産実績を経て、
第三者認証機関に認められた農地でつくられていること。
②栽培に使われる農薬・肥料の厳格な基準を守って育てられていること。
③非遺伝子組み換えの種子を使用すること。
④トレーサビリティが確保されていること。
・・・という四項目をクリアした上で
世界ルールのGOTS認証をもらった
数少ないコットンだけが
オーガニックコットンと言われるのです。
大正紡績がオーガニックコットンを紡糸し続けていることは
それだけすごいことなのです。
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ニットで作りたい新たな商品は・・・?
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そんな大正紡績製の生地サンプルを見てみましょう。
写真から高級感が伝わっていただけますでしょうか。
こんなにカラフルな生地を見ていると
またまた僕の制作意欲がむくむく・・・
すこーんと抜けるような夏の空気と
カラフルなポロシャツがイメージできました。
パーソナルカラー診断をしていると、
印象をパッと明るくするカラーが
一人一人にあるということを
改めて実感しています。
今までアースカラーしか着たことがなかった方にも、
新しいカラーをご提案する機会も増えました。
なにより
僕もカラーに対する意識が高まりました。
もうひとつイメージしたアイテムが
カーディガン。
アウターでカラーを取り入れる勇気はなくても
インナーとアウターの間に
カラーもののカーディガンを差し込むだけでも
パーソナルカラーを気軽に取り入れることができます。
まだ僕の頭の中でのイメージ段階の新商品ですが
まだまだ皆さんに伝えたい品質や技術があるので、
それを惜しみなく使った
最高品質の商品を作っていきたいと思っています。
⬇ あなたならどちらの商品が魅力ですか? ⬇
⬆ 読んでいただきありがとうございました! ⬆