【革工場潜入!#1】閲覧注意!これが革になる前の〇〇!
財布にキーケース・・・
ベルトにカバンに革靴・・・
お気に入りの革小物ってあります?
流行り廃りに関係なく
いつの時代も
人々を魅了してくるレザー(革)
Japan Made 屋でも
本革のアイテムを
色々取り揃えております。
レザーは動物の皮のことですが
例え動物の皮を採取できたとしても、
腐敗したり、乾燥して硬くなったり、
すぐには商品として使えません。
そこで
樹液や種々の薬品を使って
この「皮」を
製品として使える
「革」へと加工します。
この行程を
「鞣し(なめし)」といいます。
鞣していない状態が「皮」
鞣したものが「革」となるわけです。
実は
日本にはこの鞣し処理の
高い技術があります!
先日
なかなか見ることができない
日本の工場の鞣しの技術を
工場の方に説明を受けながら
実際に見学してきました!
✼••┈┈••✼••┈┈••✼••┈┈••✼••┈┈••✼
①腐敗を防いで保存する!
✼••┈┈••✼••┈┈••✼••┈┈••✼••┈┈••✼
食品として使われた動物の皮部分は
そのままにしておくと
腐敗してしまうので
保存には工夫が必要です。
塩漬けした上で
こちらの大きな冷蔵庫で保管します。
室内の温度は10度に保たれています。
冷蔵庫の中には・・・
!閲覧注意!
これがリアルな「原皮」です。
⬇
⬇
⬇
まだ毛などが付いている状態です。
匂いもキツイ。
このような原皮を見るのは
大変貴重な機会です。
✼••┈┈••✼••┈┈••✼••┈┈••✼••┈┈••✼
②水漬けして、石灰漬けする!
✼••┈┈••✼••┈┈••✼••┈┈••✼••┈┈••✼
先程の原皮を
ミキサードラムという機械に入れて
真水で一日かけて洗います。
その後、皮に付着している毛などを
溶かす作業が必要です。
石灰の強いアルカリ性で溶かします。
✼••┈┈••✼••┈┈••✼••┈┈••✼••┈┈••✼
③皮の厚みを調整する!
✼••┈┈••✼••┈┈••✼••┈┈••✼••┈┈••✼
ここまでの行程で
皮の厚みは6mmまで膨れます。
これでは分厚すぎるので
皮の厚みを調整します。
このようなステップを経て
皮を鞣す準備が整います。
この後、
いよいよ
皮を鞣すのですが
鞣し方には二通りあります。
クロム鞣しとタンニン鞣しです。
それぞれどんな鞣し方なのか
今後のコラムで
ご紹介していきたいと思います♪