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【要確認!】そのブランドに○○はちゃんとありますか?

インフルエンサー・クリエイターが個人ブランドを立ち上げ

アパレルやグッズなどを販売していることも

珍しくない世の中になってきました。

約1年、ブランドオーナーとして走り続けた僕が、

改めて、世の中に溢れている商品を見回してみると、

「売れるため“だけ”の商品なんて

全く意味ない」

と思ってしまいます。

長くブランドを継続していく上で一番大切なことは

なんだろう?と振り返ってみると・・・

どこまでも

「お客様の喜びを作っていくこと

この一言に尽きると思います。

はいはい。

そんなの綺麗事ですね。

お金が儲からなければ意味ないじゃないですか?

そう思われる方も居るかも知れません。

しかし、

誰でもモノづくりができる世の中で

ブランド生き残りサバイバルの荒波へ

もしも果敢にも船出したのなら。。。

一見、利益とは遠く感じるかもしれませんが、

自分のビジョンを持ち、それを叶えるコンセプトが

大切です。

なぜなら、コンセプトとは、

道に迷わないための

地図であり、コンパスだからです。

ブレないコンセプトがしっかりあれば、

失敗しても大丈夫!だって元の道に戻ってこれるから。

むしろコンセプト(地図やコンパス)さえ持たずに、

出発しようとしているなら。。。

是非もう一度心の持ち物点検してみてください。

コンセプトが大切なのは分かったけど、

どうやってコンセプトって考えればいいの?

コンセプトとは「たどり着きたい目的地(ビジョン)」から産まれます。

「たどり着きたい目的地まで行く方法」

それが、コンセプトです。

このJapan Made 屋を使ってご説明します。

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このJapan Made 屋の

目的地(ビジョン)とは・・・

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Japan Made 屋立ち上げ当初の想い

(⬇画像から関連コラムに飛べます⬇)

Japan Made 屋のロゴマークの秘密

(⬇画像から関連コラムに飛べます⬇)

まずは自分の理想や願いから

ブランドの目的地(ビジョン)を思い描きます。

僕がブランドを通して「たどり着きたい目的地(ビジョン)」は、

◎日本の職人さんや長年培った様々な技術を継承したい。

◎大好きな洋服の楽しさをシェアしてお客さまの喜びを作っていきたい。

大きく分けるとこの2つかな?と思います。

目的地が決まったら、

どうやったらたどり着けるか=コンセプトを考えます。

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このJapan Made 屋の

地図やコンパス(コンセプト)とは・・・

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目的地が決まったら、

必ずその場所にたどり着けるようにするには

どうしたらいいのか、地図やコンパスを考えます。

これがコンセプトです。

「日本の職人さんや長年培った様々な技術を継承したい。」

という目的地にたどり着くために、

日本の工場で生産したMade in Japan にこだわっていこう!

というコンセプトが産まれます。

「大好きな洋服の楽しさをシェアしてお客様の喜びを作っていきたい。」

という目的地にたどり着くために、

誰もが扱いやすい素材を使っていこう!

10年経っても着られる丈夫でお気に入りの一着を作ろう!

というコンセプトが産まれます。

このようにコンセプトが決まったら、

商品作りの際、いちいち自分に問うのです。

そこにコンセプトはあるんかい?

そこにコンセプトはあるんかい?

そこにコンセプトはあるんかい?

そこにコンセプトはあるんかい?

・・・と、コンセプトのフィルターをかけるのです。

そうすると、

例え「こうしようかな?」というアイデアが浮かんでも

「利益が欲しいーーーー」というお金脳になりそうになっても

決してブレることなく

自分の表現したかった商品を作り出すことができます。

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例1

シルクのシャツや

ウールのセーター

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例えば、

シルク素材を使ってシャツを作ろうかな?

羊毛(ウール)素材を使ってセーターを作ろうかな?

と思ったとします。

そのアイディアに

僕のコンセプトのフィルターをかけると・・・

「シルクもウールも自宅で気楽に洗濯できない」ことが

10年後も使っていたい

⇒お客様が自宅で手入れしやすく、使い続けられる商品作りをする。

というコンセプトに引っ掛かります。

そこで僕は、

「僕のコンセプトに合わないから、

シルクやウールは素材といて使うのを辞めよう!」

と、決断します。

単に、秋冬でウールのセーターが売れそうだから作ろう!とか、

単に、肌触りがいいから、シルクのシャツを作ろう!とか、

売れるためだけを考えたり、

アイデアだけを頼りに考えたりは、絶対しません。

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例2

ステンレスや

メッキコーティング

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例えば、アクセサリーを作ろうと思ったとき、

「なるべく安く原価を抑える」ことを重視し、

ステンレスやメッキコーティングを素材しようかな?

と、思ったとします。

そのアイディアに

僕のコンセプトのフィルターをかけると・・・

「ステンレスやメッキコーティングは質が落ちやすい」ことが

10年後も使っていたい

⇒お客様が自宅で手入れしやすく、使い続けられる商品作りをする。

というコンセプトに引っ掛かります。

そこで僕は、

「僕のコンセプトに合わないから、

ステンレスやメッキコーティングは素材といて使うのを辞めよう!」

と、決断します。

単に、原価を安く抑えて少しでも利益を出したい!とか、

単に、最初の見た目さえ良ければいい!とか、

売れるためだけを考えたり、

売った後のことを想像しない商品作りは、絶対しません。

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素材が悪い訳ではない。

売上重視が悪い訳ではない。

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シルクやウール(羊毛)が悪い訳ではありません。

シルクやウールを使った商品が売りたい!

という方ももちろん居ていい。

ステンレスやメッキコーテキングが悪いわけではありません。

安価な素材を使って、より安さを追求する!

という方ももちろん居ていい。

そもそも

少しでも利益が出るように工夫することも悪い訳ではありません。

利益を出すための努力は経営者としてとても大切なことです。

しかし

僕が言いたいのは、

自分のブランドのブレないコンセプトを

しっかり持っているのか?という事。

さらに、

そのコンセプトに沿った商品作りができているのか

常に考えることが一番大切だ!という事です。

例え、魅力がある素材でも、ときにはブレないために

思い切ってアイデアを切り捨てることも必要だと思います。

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コンセプトがブレなければ、

誰かの心に響く商品が作れる。

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目先の利益にとらわれ、

お客様をないがしろにした自分勝手な商品作りは

長続きしないのではないかなぁ・・・と思います!

ブランドオーナーになったら、

信念や方向性から絶対ブレてはいけないと思うのです。

僕の頭の中は

「お客様を喜ばせたい!」という気持ちで一杯。

だからブレないし楽しいし

商品づくりを続けていけるのだと自負しています!

Takuzooo

奈良出身/1989年6月16日/32歳/大阪在住
YouTubeチャンネル登録者数8万人
趣味:「ビジネスキャンパー」「丘サーファー」
資格:「教員免許」「大型バイク」「水上バイク」

Takuzooo

奈良出身/1989年6月16日/32歳/大阪在住
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