【フリース新情報】型紙はこうして作られるのだ！
フリースの生地は選んだ！
次に考えなくてはいけないのは、
フリースをどんな「形」にするかということ。
そこで必要になるのが・・・
大山のぶ代時代のドラえもんの声でどうぞ。
テレレテッテレー
か〜た〜が〜み〜
そうです。
型紙(パターン)が必要です。
型紙(パターン)作りは、
生地を切ったり、縫ったりする前に、
紙に服の設計図を書きおこしていく作業です。
こちらが完成したフリースの型紙です。
一番大きいのが背中の部分。
他にも細かいパーツが沢山あります。
このパーツたちをパズルのように組み合わせると
立体的な一枚のフリースに仕上がるのです。
こういった洋服の型紙は
S、M、Lサイズと展開していくためには
1パターンあればいいという訳ではありません。
「グレーディング」という方法で
型紙のサイズのバリエーションを作っておかなければなりません。
※画像はグレーディングの参考画像です。
例えばワンサイズ大きいサイズの型紙を作るとしても
全てのパーツを全方位に同じ長さ伸ばせばいいかというと
そう単純ではありません。
長さを変えない部分と、変える部分があるのです。
どんな形(パターン)にするか決まった僕のフリース。
PCでそれぞれの部分の形(パターン)を
全部取り込んでいって・・・
印刷をかけます。
じゃーーーーん
こんなにながーい紙がでてきましたよ！
僕一人では持てません(笑)
この一枚にフリースの全てのパーツが収まって印刷されています。
一着の洋服を作るために
こんなにながーいパーツが必要なのです。
ここから、この型紙を元に、
それぞれのパーツとなる生地を、
型紙通りに切って、縫製していきます。
このコラムでは生地のお話をよくしていますが
生地ももちろん洋服の命ですが、
型紙なくして、洋服は作れないのです。
今月中にサンプルが完成して、
うまく行けば、11月頃、本生産を開始できるかもしれません。
続報を楽しみにお待ち下さい♪
コラム編集担当☆ほしの子のつぶや木
フリースの型紙が誕生した瞬間を見れて感動です。
ここからどんな風に仕上がっていくのでしょう！？
私の主人のガンプラ制作を見ていると、
ガンプラも相当なパーツで出来ていました！
１パーツでも無くなったら、大変です。
洋服もガンプラも
沢山のパーツで出来ていて、
ひとつひとつのパーツがとても大切なんですね。
