高いパーカーと安いパーカーって何が違うの?
Japan Made屋のtakuzoooです♪
前記事でもスウェットの魅力を語りましたが。。。
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この世に売られているスウェットには
お値段にすごく違いがあると思いませんか???
パーカーに首元に金具あったりしますよね?
そこで値段が変わるんじゃないんですか?
いえいえ、材質は真鍮とか、ステンレスとかですが
そんな高いものではありません。
首に紐付いてますよね?
そこで値段が変わるんじゃないんですか?
いえいえ、材質はポリエステルとかで
そんな高いものではありません。
では何が値段を変えているんですか???
生地(吊り編みかどうか)以外の何ものでもないんです!
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安いパーカーと高いパーカーの違いは
the 吊り編みかどうか
生地そのものの質
ということなんです!
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洋服の生地の製法として
吊り編みとシンカー編みがあります。
どちらも機械で生地を編んでいく製法なんですけど、
先にこの世に発明された編み機は吊り編みです。
吊り編みは、
煙突状のようになった機械で
糸にテンションをかけずに
下へ下へと生地が編まれていきます。
まるで空気も一緒に生地に編みこんでいくように作るのです。
だから仕上がりはフワフワ!!!
さらに耐久性はこの後話すシンカー編みの約2倍!!!
大変丈夫に作ることができるのです。
買い手としては、
より柔らかくてより丈夫なほうが嬉しいですよね。
そのお客様の最高条件を満たせるのは
今世界にある技術の中で、吊り編みにしかできません。
でも、この吊り編み機。
機械自体がとても繊細で
職人さんがずっと側に付いていないといけない。
だから1時間に1メートルくらいしか生地ができないのです。
1着作るのにすごく時間とコストがかかってしまう。
そこに新しい編み機が投入されました。
シンカー編みです。
シンカー編みは
カギ状のフックで糸を掴んで
生地をグーッと引っ張りながら編んでいきます。
大量にバーッと作れる機械です。
1台あたりの生産性が吊り編みの45倍。
耐久性や質感は微妙でも、速く沢山作れるので、
お客様にどんどん買い換えてもらういましょうというコンセプト。
これが大量生産大量消費の時代ニーズにはまっていった訳です。
さぁ
先輩編み機、吊り編み機は
どんどんその座をシンカー編みに譲っていきます。
1816年にフランスで開発されて
1960年代までは吊り編みが主流
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大量生産できる機械(シンカー編み)ができて
どんどんそちら切り替わっていった。
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現在吊り編みは日本にしかほぼ残っていない(存在するのは500台もない)
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しかも、その中で稼働しているのは120台ぐらい
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機械が故障した場合、修理する人や部品もない
(別の吊り編み機か壊れた部品だけ交換しているような状態)
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その繊細な製法を理解して機械を動かせる職人さんも激減
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そう。。。
吊り編みは
絶滅危惧種なんです。
こんなにもふわふわで丈夫な
最上質の生地を作れる機械は
世界中どこを探しても
他に無いのに。。。
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もう風前の灯火。
もし、現在稼働している機械が壊れたら?
もし、このまま職人さんがいなくなったら?
・・・この世から吊り編みはなくなります。
今でもその希少価値を知ってる会社は
世界中の超一流ブランドなど
日本の和歌山の吊り編み工場に依頼しているんです。
こういった服の素材に気づいていくと、
この世に売られているスウェットの値段の違いは
すっと納得できるんじゃないでしょうか。
高いには 高い理由が
安いには 安い理由が
あるんですね。
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僕が吊り編みの生地を初めて触った感想は
とにかくふっわふわ。
今まで自分が着てた服ってこんなにカチコチだったの?
って
頭を打つような衝撃でした(゚O゚)
もう吊り編みしか着たくない(゚O゚)
僕の作った吊り編みのスウェット
是非多くの方に実際に触ってもらいたいです!
そのずっと触れていたくなる手触りと共に、
世界から消えかかっている貴重な日本の吊り編み製法に
想いを馳せてもらえたら。。。
生地サンプル無料でお送りできます!
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