【トリビア】原爆ドームは日本の「縫製技術高さ」も伝えている。
8/6は広島原爆の日でしたね。
先日、日本一周の旅で
夫婦で広島の原爆ドームを訪問してきました。
せっかくですので、今日は
皆さんと1945年の洋服の世界にタイムスリップしましょう!
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1945年の服はボロボロ
・・・ではなかった!!!
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資料館にある、様々な当時の記録の中で、
僕が注目してしまうのは、やっぱり「服」です。
当時の服の展示など、
さぞ、ボロボロなんだろうな
・・・と思っていたのですが
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綺麗な状態で残っている服もあって
縫製の細部までよく観察することができました。
それらを見て、僕が真っ先に感じたのは
「日本の洋服の技術って
この時代から既に凄い!!!」
ということです。
例えば、今は工業用ミシンだったら
ポチっとワンタッチ操作するだけで
一瞬で縫えるボタンホール。
当時は一個一個手縫いですが、
出来栄えは現在の機械と遜色ありません。
このボタンホールひとつとっても
日本の縫製技術の高さがよく分かります。
ボタンホール以外の部分においても
「手縫いでここまでやっていたの!?」
と思わず唸らずにはいられません。
日本に洋服が伝わってきたのが文明開化の1870年頃。
それからたった50〜70年後の1945年頃の洋服にも関わらず・・・
その時点で、現在の縫製と遜色ない状況までに発展しているという!!!
更に僕が感慨深くなってしまうのは、
その縫製の技術が
現在まで脈々と受け継がれているということ。
洋服が大好きでブランドオーナーでもある僕の心を打ちます。
ミシンという機械が誕生することによって、
「便利」にはなったけど、
技術自体は「今と変わらない」んだなぁと思うと同時に
日本の「技術」を継承していくことの大切さを
改めて、感じました。
原爆ドームに展示されている服たちから
輸入品だった洋服が
世界が欲しがるMade in Japanへ進化していった片鱗を
目の当たりにしました。
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おまけの
こぼれ話・・・
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世界に誇るMade in Japanの服といえば
やっぱり「デニム」。
最後に、やっぱり日本ってすごいじゃん!
・・・と思うこぼれ話をひとつ・・・
デニムの裾上げにヴィンテージなチェーンステッチをかけてくれるのが
ユニオンスペシャルというミシンですが、
このミシンはドイツのブランドで70年前に廃盤しています。
このミシンは現存しているミシンが壊れた時点で
もうこの縫製の技術の継承は終了してしまうのですが
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流石、我らが日本、我らが関西、我らが大阪!?
「関西スペシャル」という名前で
新たな付加価値を搭載したミシンを
売っているミシン屋さんがあるんですよ!?